banrailブログ

お金、資産運用や財務のあれこれについて書きます.

借金返済に向かって⑥〜返済計画の検討前編〜

お盆が終わると一気に秋が近づいてくる

気がします。

身の回りに体調不良の方々が少しずつ

増えてきているので、手洗いうがいを

徹底しております。

 

今回は、これまでの内容をもとに返済計画

の検討に入っていきます。

具体的な内容は次のとおりです。

 

①現状のペースで返済

②おまとめローンの検討、返済計画の

 変更

③専門家へ相談した上での債務整理

 

もちろん家族や親戚など周囲の方々に

状況を相談して工面してもらうというのも

な合わけではないですが、こちらは

今回は省きます。

 

①現状のペースで返済

前回までの記事で書いたように、生活や

行動を見直した結果、返済財源が増え

現状の返済が可能になったという方は

大幅に変更がなくても大丈夫です。

 

返済期間が長い住宅ローンやディーラー

の高金利のマイカーローンなどを組んでいる

方は定期的に借り換えも頭に入れておいて

いただくとよいです。

 

②おまとめローンの検討、返済計画の

 変更

 

こちらについては、月々の返済負担が

やはり大きくて生活が難しいかたは、

次に検討していただきたいです。

 

おまとめローンをついて簡単に書きます。

まずはメリットです。

 

メリット

1. 返済の簡素化

複数の借入を1つのローンに

まとめることで、返済先が1つになり、

支払い管理が容易になります。

 

2. 金利の低減

おまとめローンは通常、低い金利

提供されることが多いですので

借入全体の金利負担を軽減できる

可能性があります。

 

3. 支払いの軽減

金利負担にも単一のローンにまとめ

られることで、月々の支払い額を

減らすことができる場合があります。

 

続いてデメリットです。

 

1. 長期化のリスク

借入をまとめることで、返済期間が

延びる可能性があります。残りの返済

期間が短い借入も全てまとめた場合は

長期化してしまいます。長期間にわたる

返済は、全体的な利息負担を増加さ

せる可能性があります。

 

2. 手数料やコスト

おまとめローンには手数料や手続きに

伴うコストがかかることがあります。

これにより、元々の借金よりも

総支払額が増える可能性もあります。

 

3. 返済能力の確認

おまとめローンの申請時に、返済能力が

適切かどうかが評価されます。

転職などで収入が下がっている方や延滞

履歴がついている場合は申請が却下される

可能性があります。

 

おまとめローンを使う時は、カードローン

でのおまとめローンは個人的にはおすすめ

しません。

というのも、カードローンは返済途中で

再借入が可能になるケースがあるからです。

 

その結果、借りて返してが繰り返しになり

残債が減らないというケースも見てきました。

 

確実に返済して行くとすると、カードローン

以外のおまとめローンも検討してください。

 

奨学金についてですが、返済の猶予期間を

設けている機関があります。

これは、現状の返済が難しい場合は、

1年間返済をストップできる制度です。

最大5年間できる機関もあります。

 

もちろん完済は伸びますが、現状の

返済負担を減らす策としては有効

です。

奨学金については、3ヶ月滞納して

しまうと一括請求の権利が発生

しますので一度相談するのは、

損ではないはずです。

 

専門家への相談は次回書きます。