banrailブログ

お金、資産運用や財務のあれこれについて書きます.

借金返済に向かって⑦〜返済計画の検討中編〜

こんにちは。

台風多発で天候が

悪い状態が続きますね。

 

ご移動される方は、気をつけてください。

さて、今回は中編ということで前回から

の続きを書いていきたいと思います。

 

生活を改善しても返済原資が足りず、

どうにもならないという方は、

以下の通り債務整理を進めましょう。

 

根性で返済すべきという意見も全く

否定しませんが、誰かに借りて

返す方法は、個人的にはおすすめ

しません。

 

それで生活が楽になると、また

繰り返す人が多くいるからです。

必ずではないですが。

 

債務整理は、大変な作業です。

精神的にも負担があると思います。

そのようにダメージを負った方の方が

自分と向き合うことになり、借入などを

繰り返しそうになるのを止めて

くれるのかなと考えます。

 

債務整理については、次の3パターン

あります。

 

①任意整理

②個人再生

③自己破産

 

①任意整理

任意整理とは、多重債務に陥った際など

司法書士や弁護士を通じて債務整理

手続きを行う方法です。

 

金融機関やクレジットカード会社と

交渉を行い、返済条件の再調整や金利

見直し、返済期間の延長などを

協議します。

これにより、債務者は返済負担を軽減し、

返済計画に基づいて借金を返済することが

可能となります。

 

つまり、借入先と条件面で交渉をして

条件を調整して、将来利息カットや返済

回数を伸ばしたりすることです。

 

任意整理のメリットは、破産手続きを

避けながら、債務の軽減や再建が可能

となる点です。

破産手続きをしないため、官報に掲載

されたりなどはされません。

 

一方で、金融機関が融資するときに

見るCICなどの信用情報には

債務整理の事実が記載され、

完済後5年くらいたつまで借入が

難しくなります。

最終的には、貸す側の判断になるのめ

5年を待たずに借入できる可能性が

あります。

 

司法書士、弁護士どちらにも依頼可能

ですが、1社でも、140万円を超える

借入があった場合は、司法書士では

対応できない決まりになってますので

その場合は、弁護士の先生にお願いします。

 

 

②個人再生

個人再生では、弁護士と借入先との間で

交渉を行い、一定の条件の下で借金を

一部免除してもらう方法です。

具体的には、債務を一定の期間で分割払い

するプランを提案し、債権者の合意を

得ることで実行されます。

返済計画に基づいて、月々の返済額や

期間が再調整され、債務者は支払いを

続けることで借金を減額できる可能性が

あります。

こちらは、裁判所を通すので官報に掲載

されます。

減額される金額は、債務金額によって

違います。

 

メリットがある方、

Ⅰ 住宅ローンがある方

Ⅱ 税理士、弁護士など士業に携わる方

Ⅲ 自己破産が認められない可能性が

 ある方

 

となります。

Ⅰの住居についてですが、住宅資金特別

条項という処置があります。これは、

住宅ローンに関して継続で払うなどの

処置をすることにより住居に住み続ける

ことができる方法もあります。

 

Ⅱについては、士業をされている方ですか、

自己破産手続きをしている間は業務に携わ

ることができません。お仕事に支障がでる

方は、個人再生にメリットを感じられるか

と思います。

 

Ⅲの自己破産が認められないパターンですが

こちらは、自己破産できないかつ任意整理

では支払いができないという方です。

 

自己破産については次回書きます。